コメントとは
コメントとは、ソースコードに書く実行結果に反映されないメモのようなものです。
コメントを書いても書かなくても実行結果は変わらないので必ず書かなくてはいけないものではありません。
しかし、たくさんの恩恵があるのでなるべく使うようにすることをお勧めします。
主な用法はプログラムの要約とテストです。
テストについては同記事のコメントを使ったデバッグで解説します。
プログラムの要約についてです。
数ヶ月前に自分の書いたプログラムを見返してみてください。
おそらくほとんどが何を書いてあったか思い出すのに時間がかかるでしょう。
また、他人が書いたソースコードもすぐには理解できないでしょう。
このような負担を減らすために、できる限りプログラムをわかりやすく解説するべきです。
コメントの書き方
コメントを挿入することをコメントアウトといいます。
C言語でのコメントアウトの方法は2種類あります。
//【コメント】
/*【コメント】*/
前者の場合は書いた行の「//」以降がコメントになります。
後者の場合は「/*」と「*/」で囲まれた部分がコメントです。
こちらは複数行にまたがって記述することができます。
また、コメントはプログラムには関係なく、全角のひらがなや漢字なども使うことができます。
コメントを使ったデバッグ
コメントアウトを使うことで、デバッグを円滑に進めることができます。
動かなかったプログラムの間違っていそうな行をコメントアウトしてみてください。
それで動いたらコメントアウトした行にバグがあります。
もしそれでも動かなければ、その行にバグはありません。また別の行で試してみましょう。