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プログラミングに数学と英語は必要か?

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プログラミングに数学と英語は必要か?

プログラミングをやってみたいけど数学が苦手だから、英語がわからないから出来なさそうだと言う方をよく見かけます。

確かに数式や英語ばかりで敷居が高いと思われるのも仕方がないでしょう。

ここではプログラミングにおいて数学と英語がどれほど必要かをレベル別に解説していきます。

入門者

結論から言うと「出来るに越したことはない」です。最低限の知識さえあれば問題なく習得できるが、数学と英語の能力が高いほうがスムーズに覚えられるということです。

ここで言う「最低限」とは、四則計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)が出来る、アルファベットが読める、といった程度の能力です。

「ちょっと興味があるからやってみたい」程度の動機であれば最低限で十分です。もし必要になったとしても、入門者なのですからこれから間なんでいけばよいことです。

ただし、本サイトでも一部扱っていますが、高校数学レベルの内容は出てきます。微分・積分が出来る必要はありませんが、数学的な概念や考え方を理解していると手間は少ないです。

また、C言語を始めとするプログラミング言語のほとんどは英単語と数字と記号で表記されます。割り当てられる英単語は勿論その機能に則したものですのである程度の単語力があると理解が早いです。英文法の知識は全く必要ありません。

中級者以上

このレベルならそれなりに知識が必要となるでしょう。

数学で必要になるのは計算力よりも考え方です。
複雑なアルゴリズムの理解には、数学的な思考力が必要です。証明問題が解けると良いでしょう。

ライブラリの仕様書を読むのに英語が必要になる場合があります。
ライブラリの多くは国外で開発されており、仕様書も英語で記述されているものがほとんどです。
有名なライブラリであれば、日本語で解説してくれるサイトもそれなりにありますが、そうでないものは自分で英文を読んで理解しなければなりません。

また、ゲームなどを作る場合、物理現象を簡単に実装できる物理エンジンなどを使います。簡単にといっても、ある程度の物理学の知識が必要です。

逆に、これらの能力がプログラミングをすることで身に付く場合もあります。
苦手意識のある方も少しずつ頑張っていきましょう。



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