ctype.h
文字操作関数について解説します。
名前の通り文字型に関する関数です。
ctype.hをインクルードして使います。
文字列ではないので注意してください。
文字列操作関数はstring.hで使えます。
文字の判別
「is○○()」で引数の文字が○○であるかどうかを判別します。
基本的に正しければ真、間違いならば偽を返します。
以下、判別関数の一部です。
関数名 | 判別内容 |
isalpha | 半角英字 |
isalnum | 半角英数字 |
isdigit | 10進数の数字 |
isxdigit | 16進数の数字 |
これらの関数を使うと早いですが、使わなくても同様の処理が可能です。
文字コードを用いることでこれらの機能を再現できます。
例えば、アルファベットはアスキーコードだとA~Zが65~90、a~zが97~122なので条件式にこれらの値との比較を行えばアルファベットかどうかの判断が可能です。
大文字・小文字の変換
大文字と小文字を変換できます。
tolower
引数の大文字を小文字に変換します。
toupper
引数の小文字を大文字に変換します。
こちらの関数も上記と同じように再現が可能です。