Visual Studioのデバッグ機能
Visual Studioには様々な機能がありますが、ここではより簡単にデバッグを行う機能を解説します。
※この記事はVisual Studio Community 2017版での情報です。
Visual Studioではブレークポイントという機能を活用することで、ある時点での変数の値を調べることができます。
ソースコードの各行の左側の灰色の部分をクリックするとブレークポイントを設定できます。ブレークポイントの設定をしている行は、灰色の部分に赤丸がつきます。以下の画像では14行目がブレークポイントに指定されています。
ブレークポイントを設定することで、実行時に設定した行を実行すると、一時的にプログラムが中断されます。以下が中断されたデバッグモードの様子です。
ブレークポイントを設定することで、実行時に設定した行を実行すると、一時的にプログラムが中断されます。
その際、画面下側にあるウィンドウに直前に参照した変数の値が表示されます。また、ソースコード内の変数名にカーソルを合わせることで、ウィンドウに表示されていない変数の値も確認することができます。
画面中央上の「続行」をクリックすることでプログラムを再開します。
また、Ctrl + F5で実行することで、デバッグなしで実行することができます。
これを使えば、ある部分が実行されているかどうか、そのときの変数の値がどうなっているか、ある関数が正常に動作しているかなどを確認することができます。
デバッグのテクニックはこちら。