DrawLine()
ここではDXライブラリに含まれる図形の描画に関する関数を紹介します。
早速見ていきましょう。
DrawLine(【始点のx座標】,【始点のy座標】,【終点のx座標】,【終点のy座標】,【色】)
で画面上に線を引くことができます。
(厳密には終点の座標-1までが描画されます。)
座標は画面の左上が(0,0)で右に行くほどxが増え、下に行くほどyが増えます。
色は「#00FF00」といったカラーコードで表されます。
左から2桁ずつがそれぞれR、G、Bの値を16進数で表しています。
00が最も少なく、FFが最大です。
また関数名の最後に「AA」をつけるとアンチエイリアスがつき、図形のギザギザがわかりにくくなります。
DrawLineAA(0,0,10,10,#FF0000)
という形です。
この場合、始点(0, 0)から終点(10, 10)までアンチエイリアス付きの赤い直線を描きます。
これらは以下全ての関数に共通しています。
DrawBox()
DrawBox(【左上のx座標】,【左上のy座標】,【終点のx座標】,【終点のy座標】,【色】,【塗りつぶし】)
で長方形を描画します。
塗りつぶしはTRUEなら長方形の中を塗りつぶし、FALSEなら塗りつぶしません。
以下、面積のある図形も同様です。
DrawCircle()
DrawCircle(【中心点のx座標】,【中心点のy座標】,【円の半径】,【色】,【塗りつぶし】)
円を描画します。
DrawOval()
DrawOval(【始点のx座標】,【始点のy座標】,【x軸側の半径】,【y軸側の半径】,【色】,【塗りつぶし】)
楕円を描きます。
x軸側の半径、y軸側の半径はそれぞれ縦、横方向への半径を示します。
x側が大きいと縦長、y側が大きいと横長な楕円ができます。
DrawTriangle()
DrawTriangle(【頂点1のx座標】,【頂点1のy座標】,【頂点2のx座標】,【頂点2のy座標】,【頂点3のx座標】,【頂点3のy座標】,【色】,【塗りつぶし】)
三角形を描きます。
3つの頂点を指定してそれらを結ぶ三角形を描きます。
DrawPixel()
DrawPixel(【x座標】,【y座標】,【色】
点を描きます。大きさは1px分です。
これら全ての関数は成功すると0、失敗すると1を返します。
また、図形の前後関係は、後に呼び出されたものが上に重ねられます。