DxLib_Init()
ここではDXライブラリを使う上で必須の関数について説明します。
まずは初期化関数です。
DxLib_Init()
でDXライブラリを初期化し、使用できる状態にします。
成功の場合は0、失敗の場合は-1が返ります。
失敗した場合はDxLib_Init()以下のDXライブラリの関数が使えないのでエラーの場合はソフトウェアを終了しなければなりません。
そのため以下のように使うのが望ましいでしょう。
dx_init_sample.cpp
if( DxLib_Init() == -1 ) { return -1; }
DxLib_End()
DXライブラリを終了する関数です。
プログラム終了直前に記述してください。
基本的にmain関数のreturn分の前で問題ないでしょう。
DxLib_End()
ProcessMessage()
この関数はループを用いる際に使います。
無限ループを実行すると、CPUは(条件を満たすまで)延々と処理を続けます。
しかし、Windowsアプリケーションは一定時間毎にOSからのメッセージを受け取る必要があります。
このメッセージを処理しないとシステムが不安定になります。
そのメッセージ処理を行うのがこの関数です。
目安として、1ループに一回程度は呼び出す必要があります。
ProcessMessage_sample.cpp
while(1) { 【処理】 if(【条件】) break; ProcessMessage(); }
このようなイメージです。