mapクラスとは
標準テンプレートライブラリ内にあるクラスの一つであるmapクラスについて学習しましょう。
mapクラスはコンテナの一種です。
vectorクラスは配列のようなデータの並びを格納しましたね。
vectorクラス
mapクラスでは、データとキー値をペアで格納することができます。
簡単に言うとデータに名前を付けられると考えて良いでしょう。
配列を思い出しましょう。
配列
連続するデータを添え字を使って区別していましたね。
array_sample.cpp
int array[5] = {100, 150, 120, 170, 110};
std::cout << array[0];
配列arrayの0番目すなわち一番最初の値である100を表示します。
[]で囲まれた部分が添え字です。
数字で管理するなら配列で問題ありませんが、それだとわかりにくい場合もありますね。
配列なら2次元にして名前を一緒に格納するのが現実的なところでしょうか。
mapクラスのオブジェクトを使えば以下のように呼び出すことができます。
map_sample1.cpp
array["string"];
よりわかり易いコードが書けそうですね。
mapクラスの使い方
mapクラスを使うには